電力のご選択、経費の削減をお考えの皆様へ
神栖パワープラント合同会社は、高い技術力と豊富な経験を活かし、質の良いエネルギーを経済的かつ安定的に供給していく目的で設立されました。
日本では東日本大震災以降、安全で経済的なエネルギーに対する需要が極めて高くなり、再生可能エネルギーの重要性がクローズアップされております。
太陽光・風力・水力・地熱といった数ある再生可能エネルギーのなかでも注目されるバイオマス(動物・植物由来の生物資源の総称)。
そのバイオマス燃料を使用した日本最大級の発電所として、神栖パワープラントは2017年7月1日に本稼働を開始いたしました。
茨城県神栖市の鹿島臨海工業団地内に在し、バイオマス燃料の中でも特に注目される燃料、RBDパームステアリンを使用し、ディーゼルエンジンを駆動させて環境にやさしいクリーンなエネルギーを発電しています。
中長期的な観点から、その時代に適合した資源や技術を活用しつつ、後続のプロジェクトも推進してまいります。
また、経済的な供給という観点からは、市場の要求に応えられるような電力販売も視野に入れております。
日本の技術力を集結し、皆様のお役に立つ所存でございますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
環境にやさしい発電所を目指して
神栖パワープラントは石油・石炭等の化石燃料を使用せず、バイオマス燃料として注目される、パームステアリンを燃料として利用する、環境に優しいバイオマス発電所です。
もちろんバイオマス燃料であるパームステアリンを燃焼させると二酸化炭素が発生します。
では何故、神栖パワープラントの電気が「環境にやさしい」と言えるのか?
それはカーボンニュートラルという考え方が元になります。
燃料をエネルギーとして利用する時に排出される二酸化炭素(CO2)の量が、燃料として使用されるまでに、そのライフサイクルにおいて吸収した二酸化炭素の量との均衡が保持されいてる状態をカーボンニュートラルといいます。
これまでの燃料として中心的に用いられてきた石油・石炭等の化石燃料は、二酸化炭素を多く排出し、他方で吸収をほとんど行わないため、カーボンネガティブといいます。
地球温暖化が進む現在、温室効果ガスである二酸化炭素をこれ以上増やさないためにも、カーボンニュートラルを実現できるバイオマス発電は「環境にやさしい」といえるのです。
設備概要
- 【所在地】
- 【概要】
- 【仕様】
- 【認定】
- 【分類】
- 茨城県神栖市奥野谷6170-55
- 非食用パーム油 (RBD パームステアリン) を燃料としたディーゼル発電
- 最大出力38.85MW
- 再生可能エネルギー発電設備
- バイオマス 固形燃料燃焼 (一般木材 (含むパーム椰子殻))